ビッグシティ・カンダーン

朝食はとても幸せです。

この日は、ベルリンでの昔の隣人がすぐ近くの村に居るので会う約束をしていました。(その夫婦は仕事も引退したので都会のベルリンを去りこの田舎の街に去年引越したのです)おじさん(65歳)は赤いポルシェに乗ってここバーデンバイラーまで迎えに来てくれました。彼らの街カンダーンはさらにスイスやフランスに近いので、ガソリン代が2割安いスイスのガソリンスタンドへ通い、フランスでバゲットを買うそうです。信号機が一つしかないところだけど、インターナショナルなんだ!と自慢していました。スイスいいなー私行った事ないと言ったら、バーゼル行きのバスが出てるからじゃあ行こうということになり、思いがけずバーゼルにも行ってきました。帰りもバーゼルのバス停で、行き先に自分達の街の名があるのを見て「ははーん、ベルリン行きはないみたいだな。しかしさすがビッグシティ・カンダーン!」と自慢。ベルリンにちっとも未練はないらしいです。私はベルリンに居たら10分おきに走ってるバスの時刻に神経質になるけれども、ここでは一時間に一本のバスも、そうなんだと思えばちっとも少ないとか思わないし一時間単位に考えればいいだけ、と納得でき、都会時間と田舎時間の違いを実感。