久しぶりベルリンフィル

フィルハーモニーに行くのは久しぶりだったので、今回はなんだかとても楽しみで私は普段はくチャンスのないスカートはいて、クリスティアンもスーツ着て張り切って出掛けました。曲はウェーバーの魔弾の射手、Hindemithにブラームス交響曲2番。指揮者はBernardHaitink。なんだか全体的に全てが正統派でした。ラトルとか小澤征司氏のような奇抜な髪型してないし、指揮の仕方も上品な堅実なかんじで、さらに客層までがお上品なお年寄り多しで、古き良きヨーロッパ、みたいなかんじでした。あんなにお爺さんお婆さん率高かったのはなんでだろう。偶然、前日同じプログラムで聞きに行ったという人も、感想が「高齢者やけに多かったね」と。
よく考えてみれば、プログラムと指揮者で自然と客層がかわるのもわからないでもないけども。知り合いのドイツ人のお年寄りで、ラトルのやることはよくわからない、と言ってる人もいたから、Haitinkみたいなお爺ちゃん指揮者はやっぱりお年寄りに人気なんだな。でもベルリンフィルのメンバーには今日初めてビオラに黒人女性が居るのを見ました。日本人をはじめ東洋人が何人か活躍しているけども、黒人の弦楽器奏者はシカゴフィルとかにはいるんだろうけど、ベルリンフィルでははじめての気がします。
そしていつもフィルハーモニーに行くと思うのが、ベルリンの街中にはあれっだけトルコ人をはじめとするアラブ系、またアジア系があふれているのに、フィルハーモニーの中入ると、急にドイツ人ばっかりプラス日本人らしき人がちらほら、になる。