トンカチスタンツ

ドイツのチア界で一番難度が高くてどのチームもやろうとするPyramidがこのLibTowerというやつです。(欧州と日本の好みに違いについては色々またあり深く語りたいところだけど)この日本人的には不安定な危険そうなスタンツ、ドイツではこれが一番点数高いということでどのチームもやりたがり、私たちも今回やるのだけど、リバティにたつのが精一杯だったのがやっと最近安定してきて今日は上でのヒールストレッチも毎回うまくいってツイストでおりるのも全回成功。皆ですごい喜んだのだけど、その大成功したあとにチームメイトがGeil!Super!Hammer!と上にあがる私のことをとにかく褒めてくれて、前に「No.1=一番」という言葉を教わって以来「Ichiban!」と時々叫ぶチームメイトたちなのだけど、今回は「Hammerて日本語でなんていうの?」と聞かれ困りました。ドイツ語で(英語でもそう言うっけ?)すごい!みたいに感激の気持ち表すのにHammer!と言い、たぶん口語だろうけど若者達だしよく使います。「日本語でもハンマーだよ」と最初ごまかしたのだけど、「いや言葉あるでしょー、知ってる?こうやって釘をうつこういう道具のことよ、これ何ていうの?日本語あるでしょ」と迫られ、なんだかあせって「と、Tonkachi」と答えてしまいました。そしたらもーみんな喜んで「Tonkachi!アミ、今のすごいトンカチだったよ!:Das war Tonkachi」と。わざわざ私の母国語に翻訳して褒めてくれるのはうれしいけど、トンカチだったと言われてなんかうれしいんだかおかしいんだか複雑でした。彼女達純粋に良かれと思って日本語にして言ってくれてるわけだから「日本語ではとんかちは道具のとんかちとしての使われ方しかなくてドイツ語のようにハンマーに二つの意味ないからどうの、、」と説明するのもなんか悪くて、「トンカチだった!」と言われても笑顔で「それは良かった。これからも頑張るね」としか言えませんでした。