トゥーランドット

ami-berlin2007-04-15

ブタペストでは当日安くチケットが取れたら行きたいなと思っていた、オペラ座でのオペラ”トゥーランドット”、開始一時間前に行ってみたらものすごい安い席が取れたので、急いでホテルに着替えに戻りました。着替えるったってそんな素晴らしいドレスに着替えるわけじゃあないけども、ウィーンでコンサート行くために一応それ用の服も持ってきていたので。ブタペストのオペラ座は豪華絢爛で、昼間は観光用に内部見学できるのだけどその見学ツアーよりも、買ったオペラのチケットの方が安かった。そのくらい安いチケットだもんだから、入り口も正面からでなく建物横の従業員入り口みたいなとこから入って4階まで階段ぜーはー言いながら登らなければなりませんでした。昔からの建物はちゃんと?差別されてるのよね。。安いチケットの貧乏人はそれなりに不便を伴わされて。席も4階の真横のほうだから、舞台が三分の一しか見られないようなとこだったけども、4階部分の席はぐるっとつながってたもんだから、開始前に正面のほうのけっこうよく見れる席に勝手に移動しました。トゥーランドットの内容全く知らないままパンフレットも買わないまま始まっちゃったので、実は最後まで主役のトゥーランドットは王子だと思ってたけど、姫がトゥーランドットだった。。かなり恥ずかしい。クリスティアンと一緒に「いやあ良かったね」とか感想述べ合ってたけど、奴も勘違いしていた。プッチーニのだからイタリア語で歌われハンガリー語の字幕だったからPekingくらいしか読み取れず。。でも、最近どこも(ベルリンとか)すっかり演出が近代的になっている中、さすがブタペストは演出が古典的に豪華絢爛で、単純に見ていて素敵でした。ストーリー知らなくても、あ皇帝らしいのが出てきた、あの人死んだ、なんか重要な決断がされた様だ、と見ててわかるし。クリスティアンも、「ドイチェオーパー(ベルリンの旧西のオペラ座)だったら、箱が置いてあってこれは船、と理解しろ、だもんね。ああいうのはやだ」と言ってたけど、モダンな演出でストーリー知らなかったらほんとおしまいでした。なのでほんとブタペストは良かった!